こんにちは!のるそるちゃんです。
今日は最近私が読んだ本で良かった本を紹介します。
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」のデータ
タイトル:運用☆ちゃんと学ぶ システム運用の基本
著者:沢渡あまね、湊川あい
出版社:C&R研究所
発行年:2019年
読むのにかかった時間:2時間くらい?さくさく読めました。
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」を読んだきっかけ
私は小さなWEB開発会社で仕事をしているのですが、ある日、上司から次のようなミッションを下されます。
「システム運用について情報を仕入れてくれ」
What’s?????
話を聞くと、「これから新しく始まるサービスの運用体制を作るために、まずは何がうちの会社に必要なのか情報を仕入れたい」とのこと。
まあそもそも運用体制をしっかり作れていないのにサービスを始めてお客さんを取ろうとしているのはどうかと思うのですが、
お金を儲けていくには、走りながら考えないといけないこともあるわけで。
小さいベンチャー企業ならなおさらですよね。
それで、開発以外のほとんどの業務をしている私に上記の依頼が来たと。
まずはいろいろな本を読もう!と思ってググって上位に出てきたのがこの本だったという訳です。
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」目次
Chapter1:運用のお仕事とは?
Chapter2:運用・運用者について知っておいてほしいこと
Chapter3:運用設計について知ろう
Chapter4:運用業務の広がり
Chapter5:日々の成長~ITサービスマネジメント
Chapter6:運用の醍醐味
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」おおよその内容
システム運用は、大きく4つの箱で成り立っていると本書では書かれています。
・業務運用
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」より
・システム運用
・ヘルプデスク/サービスデスク
・運用統制
上記4つの仕事について、漫画や図解を交えながらわかりやすく説明されています。
これらを設計するために意識するべきことも述べられています。
・When……いつ運用設計をするか?
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」より
・Who………誰が運用設計をするか?
・What………設計すべき運用項目は?
・How………どのような体制で運用するか?
この中で私が重要だと思ったのは「What」の部分。
頭の中で考えるだけでは、どうしても考えが及ばない部分も正直あったが、
この本を読んですっきり整理することができました。
「ああ、これも管理しないといけない項目だよな、、、」と見えていなかった部分にも気づくことができました。
(普通の開発会社だったらこのくらいはきっちりやってるんだろうなぁ、、、とも思う。)
それから、「DevOps」の考え方についても改めて知ることができたので良かったです。
よく聞く言葉ではあるけれども、いまいちピンと来ていなかったので、わかったような顔をして話を聞くことも多々ありまして。。。
DevOpsを進めるためには、もっと開発部門の人と日頃からコミュニケーションをとる必要があるってことも改めて感じました。
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」次に読みたい本
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)についての話が出てきたので、その知識を入れたいと思いました。
このあたりの本とかかな。
それから、運用設計については次のような本を読みたいかも。
「運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本」どんな人におすすめ?
とても分かりやすく書かれている本なので、
「これから初めて運用業務に関わる人」や、
「運用メンバーではないけど、運用にかかわる人(営業、開発、フロントエンドの人…etc)」
にぜひ読んでほしいです。ざっくりとした全体像をまずつかむことができる本です。
読んでみてどうだったか、等感想があればぜひコメントで教えてほしいです。
それでは、また!
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