昨年、初めて「ふるさと納税」というものをした。
よく友人のSNSで、
「ふるさと納税でシャインマスカットもらった!ふるさと納税最高!」
という投稿は見ていたのだが、これまで自分ではやったことがなかった。
だって、難しそうだし。書類とかもめんどくさそう。
手間かかりそうなら、その分、ゆっくり時間を過ごしたい。
そう思って、なんとなくふるさと納税をやってこなかった。
が、しかし。昨年、やっとふるさと納税をしてみようという気になった。
なぜ、ふるさと納税をしてみようという気になったのか。
(2020年春)コロナ禍の旅行自粛の流れで、大好きな杖立温泉に行けない。悶々とする
(2020年夏)九州で豪雨災害発生。甚大な被害を受けて無残な光景の杖立温泉の写真をネットで見る。心痛める。
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旅館等施設がつぶれて、活気のない街になるのは寂しい、今はまだ現地に行けないけどなんとか力になりたい
募金かな、、どこへ募金したらいいの…?
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そうだ、熊本県小国町へ募金をすれば、、、そういえばふるさと納税というものもあったな!
そして、ふるさと納税について改めていろいろと調べる。
楽天市場の熊本県小国町のページを見てみると、こんな表記が。
まさに願ったり叶ったり。
さっそく自分の納税限度額を調べて、寄付をしました。
(ちなみに返礼品にはあか牛ハンバーグを選択しました。めちゃうまだった。)
今まで、私にとって税金とは「会社の給料からなんとなく引かれているもの」でしかありませんでした。
税金のおかげで手取り給料減るし、いまいち自分が「納税してるぞ~~!!」という感覚もありませんでした。
もちろん、私たち市民にとって、必要不可欠な行政サービスを受けられるのは税金のおかげであることに間違いありません。
当たり前に、各種インフラ・医療や福祉・文化施設等々…のサービスが受けられることってよく考えるとすごい。
ただ、その社会のために自分のお金が使われている実感が少なかったなあ、と思います。
今回のふるさと納税をしてみたことによって、
「自分で税金の使い道を決められる」という経験ができたのはすごくよかった。
今までなんとなく引かれていくお金としか思えていなかったけれど、
この経験で「自分の納めているお金もちゃんと役に立っているんだ!」と思えるようになった。
ふるさと納税には、「納税者の現住地自治体の税収が減る」という問題もあるけれど、
一市民的には、「税の納め先・使い道を自由に決められて、なおかつ返礼品もいただける」仕組みはいいなあと思う。
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